古都で観ることができるデザイン

京都と奈良を観光する目的の一つとして楽しんでしたのはお寺や神社などで目にすることができるデザインです。何百年も残ってきたような色や模様などには優れたものがいくつもあるはずです。結構そういうデザインばかり写真に撮ってました。

興福寺の几帳

興福寺の東金堂の入り口にかかる布。のれんとか幕とかなんと呼ぶのか分からなかったのですが、どうも几帳というらしいですね。鹿二頭がが向かい向かい合いその上に樹木があるような図案です。その絵もいいのですが、布の生地の色や、縦に並ぶ別の帯のピンクが可愛らしくそして組み合わせがいいなあと思います。

下賀茂神社の紋

下賀茂神社の紋だと思いますが、葵ですね。実にシンプルだけど左右に分かれたバランスもいいと思うし、紋の上に、横にぐるっと提灯を回っている図案もスッキリしていてマッチしてます。

龍安寺の裏庭

龍安寺の石庭を見た後の順路で目にする裏庭に面するところです。建物は白と茶色。庭の緑と合わさって奇麗です。ガラスはもちろん近代のものですが、昔からあるようになじんでます。窓の上のデザインもいいですね。

二条城の瓦

二条城の庭の池に近いところにある屋根の瓦です。菊の瓦とは面白いし、立体的な形が現代的ですね。これを見たときはびっくりしました。

二条城の入り口

二条城の入り口。金色の金具できらびやかな部分もあり、何も色が塗られてない木の肌そのままの部分もあり、でもバラバラではなくて全体としてはまとまってると思います。写真の下の方の格子のデザインも単純じゃないですね。

八坂神社の塀

八坂神社の塀です。朱色の枠と、木の茶色と、その内側の緑と白がいい調和をしてると思います。草と蔓(?)の模様もいいですね。

清水寺の灯籠 1 清水寺の灯籠 2

この2点はいずれも清水寺でそれもすぐ近くにありましす。方や銅が錆びた緑色で、もう一つは金色。植物の模様という点では同じですが、全然違います。

目にして撮影したものの一部ですが、格子戸の模様や、金具の形状や模様や、壁全体で見た時にそれがどう配置されているのかなど見てて飽きませんでした。現代のデザインに参考になることも多いでしょうし、デザインを見る目を養う勉強にも古都はいいですね。

コメント