Yahoo! USがどこかとくっついたらYahoo! JAPANはどうなるか推測してみよう

Microsoftから買収の提案を受けているYahoo! US (以下、Y! US)は、ここにきて理解しがたい行動(Googleの検索連動型広告をテスト)に出るとともにわけの分からない噂(AOLとの合併)も流れている。このあたりはTechCrunchの記事『ヤフーは焦土作戦に向かう気か』が参考になる。私も同じような見方をしている。
さて、Y! USが単独では存在しなくなったときにYahoo! JAPAN (以下、Y! J)はどうなるか気になるところだろう。そこで、何が起こるか推測してみる。

  • Y! Jの屋台骨はオークションとバナー広告。いずれもY! Jで独自にできるので影響は少ないだろう。
  • オーバチュアは消えてなくなり、Y! Jは検索連動型広告をどこかから買ってきてオリジナルのものとして作り上げていく。
  • Yahoo!というブランドが消えてしまうというのは考えにくい。今よりも高いロイヤルティーを支払ってY! Jはそのまま。
  • でも、Yahoo!のロゴが日本人の好みではないので、全く新しいデザインになる。
  • 幸いY! USとY! JのIDは表面上別の管理がされているので、IDに影響はないがID管理システムの大規模改修が必要になる。
  • コミュニケーション系のサービス(メール、メッセンジャー)の開発はY! USに依存しているはずなので、Y! Jは独自の開発で生き延びなければならない。もうからないサービスに開発費を投下するか疑問なので、メッセンジャーはJabberのプラットフォームに切り替えるなんてえこともあるんじゃないだろうか。
  • これまで基盤とするシステムの開発はY! USに頼っていたが、それができなくなり、自前での開発が増える。それはY! Jを高コストに向かわせることになる。


推測というか、根拠の希薄なのもあるので想像かな。悪しからず。

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