ETV特集「21世紀を夢見た日々〜日本SFの50年〜」

昨夜10月21日、NHK教育テレビでETV特集「21世紀を夢見た日々〜日本SFの50年〜」という番組があった。「日本SF作家クラブ」という、日本のそうそうたるSF作家(福島正実、星新一、小松左京、筒井康隆、手塚治虫など)が名を連ねるクラブの創設からを軸に、彼らが直接関わったからこそ歴史に名を刻むような番組になった、鉄腕アトム、スーパージェッター、ウルトラQ、ウルトラマン、少年ドラマシリーズそして宇宙戦艦ヤマトなどにも触れていた。日本SF作家クラブの創立は1963年。日本の高度成長とは切り離せないだろう。日本が大きく発展していく兆しが彼らのSFというジャンルで書き上げられていく想像豊かな作品群。何か行き詰まっている今の日本から、同じように優れたものは生まれてこないような気がして寂しい。

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